FLOOR関数
エクセル関数辞典のページでは、解説画像や練習問題などを含め、エクセル関数をわかりやすく紹介しております。エクセル関数は難しいように感じますが、ポイントをおさえればエクセルを便利に快適に使いこなすことが出来る素晴らしい機能です。このページで一緒にエクセル関数の勉強をしていきましょう。
エクセルのFLOOR(フロア)関数は、指定したセルに入力されている値の絶対値を表示する関数です。
FLOOR関数
FLOOR関数
FLOOR関数の書式
=FLOOR(数値, 基準値)
数値
元となる数値を指定します。
基準値
切り下げる倍数を指定します。
FLOOR関数の使い方
A1セルに「=FLOOR(22,7)」と入力することで、22に一番近い7の倍数である「21」が求められます。
FLOORは「床」という意味で「天井」を表すCEILING関数と対になっています。
もちろん、Excel(エクセル)のセル番地の指定でも同様に求められます。
数値と基準値の符号が違う場合は「#NUM!」のエラーになります。
数値が0以外で基準値が0の場合は「#DIV/0!」エラーになります。
数値や基準値に文字列を指定した場合は「#VALUE!」エラーになります。