RANK関数
エクセル関数辞典のページでは、解説画像や練習問題などを含め、エクセル関数をわかりやすく紹介しております。エクセル関数は難しいように感じますが、ポイントをおさえればエクセルを便利に快適に使いこなすことが出来る素晴らしい機能です。このページで一緒にエクセル関数の勉強をしていきましょう。
エクセルのRANK(ランク)関数は、指定した範囲の中で、指定した数字が何番目かという順位を求める関数です。
RANK関数
RANK関数
RANK関数の書式
=RANK(数値, 範囲)
RANK関数の使い方
C2セルへ「=RANK(50,A1:A4)」と入力することで、A1~A4セルの中から「50」が何番目に大きいかが表示されました。
10、30、50、70の中で、50は2番目に大きいから「2」と表示されました。
以下のような成績表の順位も求められます。G2セルへ「=RANK(E2,E2:E4)」と入力することで、順位が「1」と表示されました。合計点が75、185、260なので260の安西さんは一位になります。
このまま、安達さん、安藤さんの順位を求めようとG2セルからドラッグすると…
260点の安西さんと、185点の安藤さんの順位が共に「1」と表示されてしまいました。G4セルの関数を確認すると…
指定した範囲が「E4:E6」とずれてしまっています。
こうならないために、ドラッグをして全員の順位を求める場合は、G2セル入力時に絶対参照を設定しましょう。
「=RANK(E2,$E$2:$E$4)」と入力します。