SUMPRODUCT関数
エクセル関数辞典のページでは、解説画像や練習問題などを含め、エクセル関数をわかりやすく紹介しております。エクセル関数は難しいように感じますが、ポイントをおさえればエクセルを便利に快適に使いこなすことが出来る素晴らしい機能です。このページで一緒にエクセル関数の勉強をしていきましょう。
エクセルのSUMPRODUCT(サムプロダクト)関数は、引数として指定されたセルの範囲の同じ位置関係にあるセルを乗算し合計を求めます。簡単にまとめると、先ず掛け算、続いて足し算をする関数です。
SUMPRODUCT関数
SUMPRODUCT関数
SUMPRODUCT関数の書式
=SUMPRODUCT(配列1, [配列2], [配列3], …)
SUMPRODUCT関数の使い方
例として、とある中華料理屋さんのランチの売上表を使って説明します。
そして、この売上合計を計算するためにSUMPRODUCT関数を使用します。C8セルに「=SUMPRODUCT(B2:B6,C2:C6)」と入力すると、それぞれの商品の単価と数量を掛けたものを合計した数値が表示されます。
これは、「=SUM(B2*C2,B3*C3,B4*C4,B5*C5,B6*C6)」と計算結果が同じです。
SUMPRODUCT関数は条件にあったデータだけを集計することも出来ます。
「=SUMPRODUCT((D2:D6="料理長")*B2:B6,C2:C6)」と入力すると、D2~D6セルの中から料理長が担当しているもの(チャーハンと麻婆豆腐)だけを計算して表示します。